地鎮祭
2017.05.13
地鎮祭とは
地鎮祭とは、建物を建てる際に、神様に工事の無事と家の繁栄を祈る儀式のことを言います。
建物を建てる土地の氏神様の神主をお招きして地鎮祭をとりおこないます。
お供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め、施主が初めてその土地に鍬(くわ)や鋤(すき)を入れます。
もともとはその土地の氏神様を祀っている神社が地鎮祭をしていましたが、近年では氏神、産土神、鎮守の神が同一視されるようになってきており、最も近い場所にある神社に依頼することが多くなってきています。
そもそも地鎮祭とは、必ず行わなければいけないものなのか。
行わなければ神様に祟られ、事故が発生するのか。
そんなことはありません。
地域の風習や時代と共に、特に都心部では地鎮祭を行わない傾向になりつつあります。
それでもまだ、どうしようか迷っておられるのなら・・・ 長い人生の中で一度経験できるかどうかのことですのでやられてみてはいかがでしょう。やらずに後悔することはあっても、やって後悔することは無いと思いますので。
地鎮祭のときに準備するもの
地鎮祭のときには、建築をする場所の周囲に注連縄(しめなわ)を張り、中央に祭壇を設けます。
お米 1合
ビニール袋等に入れてお持ち下さい。
お酒 5号
月桂冠等の日本酒が主。
お供物 海の幸
めでたい鯛が代表的ですが、それに代わる魚でも可(魚ならなんでもOK。尾頭付きを用意します)と、昆布またはワカメなどの乾物。
お供物 山の幸
果物。 季節の物を3種程度
お供物 野の幸
野菜。 季節の物を3種程度
塩 1合
ビニール袋等に入れてお持ち下さい。
水 500ml
ペットボトルで結構です。
初穂料
神職への謝礼(神社へのお礼)のお金を用意します。この時に使うのは祝儀用ののし袋です(右図参照)。
蝶結びの赤白のお祝い熨斗袋に入れて、表書きの上段は、「御初穂料」。 下段は個人の場合は施主の姓、法人の場合は施主の社名を書きます。
※前日の天候や、土地の造成工事の状況によってはお足下が悪い場合も御座いますので、履物にはお気をつけて下さい。
※地鎮祭当日にご参加頂ける人数を担当スタッフにお教え下さい。