購入後に必要になるお金の事って、なんだか難しそう…
2017.05.22
賃貸よりも比較的、必要となってくる諸経費や税金の仕組みが複雑な「住宅購入」。逆に税金の軽減措置があったり、これは知っておいて損はない!という内容について解説致します。
住宅ローン返済と上手に付き合いましょう
無理のない返済計画の為に、家計管理を徹底する習慣を。
一般的に30~40年かけて返済していく住宅ローン。終わりのない賃貸物件への家賃と比べたら(しかも「借り物」に払い続けると考えると…)、そして自分の財産への投資と思えばとても前向きな出費である住宅ローン。とはいえ、数ある毎月の支払いの中でもやっぱり大きなウエイトを占めている事もまた事実。無理なく返済できる期間、金額をしっかりと計画し、また、家計の管理を怠らないようにすることも大切になってきます。
余裕が出来たら「繰り上げ返済」がオススメ!
毎月支払う定期的な返済の他に、知っておきたいのが「繰り上げ返済」。メリットは返済した金額が「元金の返済」になるので、返済した分の利息を節約出来ること。ただし金融機関やローンのプランによって独自のルールがありますので、きちんと確認しましょう。早い時期に行うほど効果が大きい繰り上げ返済。知っておいて損はないですよ!
「固定資産税・都市計画税」は家の所有者の義務
納税通知書は毎年4月ごろに
一括で納めるほか年4回の分納もできる固定資産税・都市計画税は、家や土地など不動産の所有者にかけられる税金(市町村税)です。市町村が「土地」と「建物」の「固定資産税評価額」を決め、税額はそれに一定の税率をかけて計算され、毎年1月1日時点の所有者に、4月ごろに納税通知書が送られます。記載されている納付期日も忘れずにチェック!
固定資産税・都市計画税には「軽減措置」がある!
弊社の物件に該当するのですが、新築一戸建ての購入または、一戸建てを新築する場合、新築後3年間は建物部分の固定資産税額が半額に軽減されます。また、固定資産税評価額は3年ごとに見直され、建物部分に関しては築年数も配慮して評価額が算出されるため、一般的には年数経過により評価額は徐々に安くなり、税額も減っていきます。
修繕リフォーム費用も計画的に準備しましょう
さすがの新築住宅も年月の経過とともに修繕が必要になってくる場合があります。定期的なメンテナンスで適切な処置行うことにより、住宅はその快適な居住性を維持する事が出来ます。一例として、キッチン・お風呂などの水まわりの交換や、外壁や屋根の修繕は数百万円の費用が必要になってくることも。10年程度のスパンを目安に余裕を持って準備することをオススメします。