木造住宅のメリット
2022.06.28
皆様は、お家選びの際、その住宅の構造をお決めになると思います。鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造等々。
今回は木造住宅について、その良さを紹介していきます。
①火災に強い。
意外かもしれませんが、木造住宅は火災に強いという意見が多数あります。火災発生時、木造住宅の場合、木材の表面が燃えますが、なかなか芯までは到達せず、耐久力を保持する時間が長いと言われています。そうだとすると避難する時間を確保しやすいと言えましょう。対して鉄は、高温の火にさらされると短時間でその耐久力を失うそうです。
②断熱性に優れる
木は熱を伝えにくく、外気の影響が少ないので、夏は涼しく、冬は暖かいというメリットがあります。それに対して鉄やコンクリートは熱を伝えやすいようです。
③部屋の湿度を快適に保つ
木は室内の湿度を調整する機能があります。湿度が高いときは木材が湿気を吸収し、乾燥している時は水分を放出するので、室内は居心地の良い環境が保たれます。高湿、乾燥を繰り返す日本の風土には適した素材と言えるでしょう。
④自然に優しい素材
天然のものなので人体に優しいです。いい匂いがしてアロマの原料になるものや、防虫効果が高く、虫の糞や死骸によるアレルギーを防ぐ効果が高いものなど、人の健康に優しい素材と言えます。
⑤低価格
一概には言えませんが、一般的に、木造住宅は他の構造比べて建築価格がかからないと言えます。日本ではもっともポピュラーな建築方法で、建築材料も豊富、大工さん、職人さん等も木造住宅に通じた人材も多いのではないでしょうか。今後、日本は超高齢化社会を迎えることは周知の通りです。長生きすれば、生活費や医療費が当然かかってきますし、年金のみでの生活も不安ですね。住宅ローンは低く抑え、家計に余裕を持たせたいところです。
以上、木造住宅のメリットを紹介させていただきました。参考にしていただければ幸いです。