<諸費用について>
2017.10.09
良くお客様に諸費用はどの位掛かるのですかと質問をされるのですが、一般的に諸費用と言っても取引形態により様々な表現をされております。
通常、①お客様に名義変更をする為に必要な登記費用(表示登記・保存登記・抵当権設定・所有権移転登記)
②住宅ローンの時に掛かる銀行の事務手数料・・・・・・(住宅ローンかかる費用)
③銀行融資保証料(掛からない時も有ります)・・・・・(住宅ローンかかる費用)
④住宅ローンに掛かる印紙代・・・・・・・・・・・・・(住宅ローンかかる費用)
⑤火災保険の保険料(建物の構造によっても金額が異なります・・2倍以上違う場合もあります。)
⑥固定資産税の日割り清算(土地を購入した年の分の固定資産税)
などが有ります。
その他に建売の時、仲介の取引形態の場合は、これらに仲介手数料がプラスされます。
お客様は不安なので、その他に何か掛かりませんかと質問を頂くのですが、物件購入する時に必要な諸費用はこんなものです。
購入した後に発生するのは、毎年市町村から納入通知の来る(固定資産税)と購入した年に1回だけ県税事務所から請求が来る(不動産取得税)位です。ただし、不動産取得税は、土地建物の大きさによって税の控除が有るので掛からない場合もあります。
アンテナ、エアコン、カーテン、家具などは、人によって金額も大きく変わってきますので、諸費用と言うよりも生活必需品に近いのではないでしょうか。
上記の費用は、新築建売の場合ですが、
<中古住宅の場合は>
①登記費用(同じ条件の場合新築住宅より若干安め・・表示登記代が掛かりません)・・抵当権設定・所有権移転
②住宅ローンに掛かる費用
③火災保険
④固定資産税の日割り清算
⑤不動産取得税
などが掛かります。
<注文住宅の場合は>
①登記費用(建売の時より所有権移転登記代が少し高くなります)・・建売の時と同じ
②住宅ローン費用(建売では掛からない、つなぎ融資金利・手続き費用がかかります。)
③火災保険
④土地購入の為の仲介手数料
⑤不動産取得税(新築の場合は控除有)
以上が、各取引形態の違いによる諸費用の内訳を挙げてみました、不動産を購入される時には、若干の違いはありますが名目はあまり違いが有りませんので、購入される時にはしっかりと金額のチェックをしたうえで話を進められては如何でしょうか。