建売のメリット、デメリット！

2017.08.28

まず家を買いたいと思いはじめたら、「注文住宅もいいけれど、建売住宅もいいね！」という初めの選択を与えられます。建売住宅のそのメリット・デメリットとは、それぞれのポイントから見た、建売住宅のほうが向いている方」とは・・・！

【メリット．１】

建売住宅なら立地がよい場合もあります。古い屋敷などを解体し、その土地を宅地用に分割する方法で売りに出される建売住宅であれば、近隣の環境・立地に恵まれている事も少なくありません。毎日の生活に関わる環境は、お金に代えがたいものでもあります。 子育て世代の方では、市街地で、小学校や中学校に近い場所の建売住宅を見つける事をおススメします。通勤や通学の利便性や、買物や病院など、生活と切っても切れない施設へのアクセスがよい場所で家を見つけることができれば幸運です。

【メリット．２】

実はローンの手続きなども、土地代と建物代で明確に価格が決められている建売住宅は、ローンの相談も左程難しいものではありません。建売住宅販売を主に手掛けている不動産会社等であれば、買い手の状況に合った金融機関も詳しく知っているといえますから、さらに相談もスムーズにいきます。 何よりも、土地と建物をまとめて購入できるのが魅力です。「これぞ」と思える家に出会えば、不動産業者へ即相談し、後はローンを組めばよいのです。スピード重視で家を取得したい方にとっては、この点も大きな利点となるはずです。なかには１ヶ月前後程でお引渡しを受けられている方もいらっしゃいます。

【メリット．３】

建売住宅を購入することの一番のメリットは、即購入、即入居できることの良さです。この気軽さは、賃貸物件へ引っ越すほどの容易さで、土地や周辺環境、家を気に入りさえすればスムーズに新生活を送り始めることができる事。何にも代えがたいメリットだといえます。転勤で住む場所がすぐに欲しい、子どもの新学期に合わせて転居したいという、ご家族の節目にも合わせやすい方法かもしれません。

【デメリット．１】

間取りやカラー、デザインなど一から好み通りに作る家とは異なり、完成の状態で購入する家ですから、何らかの不満要素が残ってしまうのが建売住宅です。その点から言えば、こだわりよりもスピードを重視する方に向いているといえます。 一度購入してしまえば、数十年と住む家ですから、どうか生活動線など毎日の暮らし方に影響する点においては妥協しないで頂きたいと思います。既に建築済みである建売住宅こそ、機能面等を重視すべきといえます。

【まとめ】

建売住宅には「早い！」といったスピード面でのメリットがありますが、ときに「安かろう・悪かろう」というケースに遭遇することもあり得ます。 後悔しない住宅取得は、事前の調査がとても大切です。買い手の責任において販売会社や家を選び、メンテナンスをし続けなければならないからです。専門の知識のない状況での家選びは難しい事。ここが、最大のデメリットといえるのかもしれません。 建売住宅といえど、一生のうちに何度も買い替えることが少ない家。同じお金を出すのであれば、活きたお金を使って頂きたいと思います。