日当たりの考え方
2017.10.10
お家を探すうえで皆様重要視されているのが日当たりです。
ですが、単純に日当たりと言っても、南向きであったり窓が大きいだけでは十分な日光を取り込むことはできません。
たとえば、夏と冬でも日の高さや日照時間は違いますし、隣のおうちとの距離や近隣の建物によっても実際の日の入り方は違ってきます。
日本列島の大部分は温帯気候に属し、四季の変化に富んでいます。
季節ごとに気温と降水量が大きく異なるのが特徴で、特に夏は高温多湿です。そのため、昔からカビの発生が懸念されていました。
このような日本特有の風土に応じて、風通しや日当たりの良さを重視した「南向き」の住まいが多くつくられてきたのです。
お家を探された経験のある方はよく南道路は日当たりがよく、北道路は日が当たりにくいと聞かれたことがあると思います。
特に分譲住宅においては近隣の住宅と隣接しているので日当たりが悪そうだと思われている方もいるようです。
ですが、北道路の場合はお庭として日当たり用にスペースを確保しているケースが多いので、日陰になることもほとんどありません。
逆に南道路になると駐車場兼お庭といった場合も多く、道路側からの視線が気になるという方も多いです。
一番いい方法は実際にお家を見てどのくらい日が入っているか、周辺の建物との兼ね合いで日中日陰にならないかを確認することです。
そこで、建売住宅を見学する際は、晴れた日の昼間に行き、各部屋の日光の入り具合を確認することは必須事項といえます。できれ
ば、朝、夕方も室内への自然光の入り具合をチェックしましょう。